インサイドセールス代行/営業アシスタントの費用はどれくらいかかる?費用相場と、主要サービスの料金比較
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営業活動の効率化や成果向上を目指す企業にとって、インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスは、重要なサポート手段となっています。しかし、実際にこれらのサービスを検討する際、多くの企業が「費用はどれくらいかかるのか?」という疑問を抱くのではないでしょうか。
本記事では、インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスの概要やメリットを解説したうえで、サービスの種類や費用の決定要因について詳しくご紹介します。また、注意点や費用を比較する際のポイントも取り上げ、サービス選定の参考になる情報をご提供します。
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インサイドセールス代行/営業アシスタントサービスとは?
インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスは、営業活動を効率化し、企業の成果向上をサポートするための外部サービスです。これらのサービスは、営業リソースの不足を補い、業務負担を軽減しながら、リード育成や商談機会の創出を支援します。
インサイドセールス代行/営業アシスタントサービスの利用シーン
このサービスは、特に以下のような企業や業界で広く活用されています。
SaaS企業
クラウドサービスを提供する企業では、見込み顧客の育成やアポイント獲得を効率的に進めるために活用されています。
B2B商材を扱う企業
長い商談サイクルを持つ企業では、リードナーチャリングや商談設定のサポートが不可欠です。
繁忙期に問い合わせが増える業界
展示会やセミナー後に多くの問い合わせが集中する業界では、顧客対応やフォローアップをアウトソースすることで、機会損失を防いでいます。
導入の背景や市場動向
近年、非対面営業の需要が急速に高まっています。リモートワークの普及やオンラインツールの活用が進む中、多くの企業が従来の対面営業から、デジタルを活用した効率的な営業手法にシフトしています。
また、営業リソースの確保が難しい中小企業やスタートアップにとって、インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスは、低コストで専門的な営業活動を実現する手段として注目されています。このような市場動向が、これらのサービスの利用拡大を後押ししています。
インサイドセールス代行/営業アシスタントサービスの種類
インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスにはさまざまな種類があり、企業のニーズや目的に応じて選択することができます。ここでは、代表的な分類方法と国内外のサービスの違いについて解説します。
サービスの分類
インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスは、対応範囲に応じて以下の2つに分類できます。
フルサポート型
問い合わせ対応、リードナーチャリング、商談設定、顧客データ管理、資料作成など、営業プロセス全体を包括的にサポートするサービスです。多岐にわたる業務を一括で委託できるため、リソース不足が深刻な企業や、幅広い業務支援を必要とする場合に適しています。
特定業務特化型
アポイント獲得、資料作成、CRM運用サポートなど、特定の業務だけに特化したサービスです。例えば、「商談数を増やすことに集中したい」「バックオフィス業務のみを効率化したい」といった、明確なニーズを持つ企業に適しています。
主なサービスの費用比較
ここでは、インサイドセールス代行サービスや、営業アシスタントサービスで主要なものの内容や費用を比較してご説明します。
BALES
費用
初期費用+月額料金(稼働時間)
詳細は見積もり
最低契約期間
要お問い合わせ
対象業務
トークスクリプト、切り返しトーク、運用マニュアル、スコアリング、ナーチャリング、オンライン商談など
特徴
スマートキャンプ株式会社が提供するインサイドセールス代行サービス。SMBからエンタープライズまで、ターゲット企業の新規開拓、掘り起こし、ナーチャリング、商談、既存フォローなどインサイドセールスを総合的に対応。
Famm
費用
【アシスタントプラン】アシスタント中心のプラン。月に30時間〜で9万円程度/月
【BPOプラン】業務を受けるディレクターがついて、チームとして業務を請け負うBPOプラン。月100時間〜で30万円/月程度
最低契約期間
3ヶ月から
対象業務
営業事務、秘書事務、採用・人事、経理サポート、電話代行、WEBデザインなど幅広い対象
特徴
Timers株式会社が提供するアシスタントサービス。アシスタントは子どもを持つ母親が中心。同社が運営するオンラインスクールの受講生とのマッチング形式。
soraプロジェクト
費用
初期費用15万〜、月額費用10万〜、時間単価4000円〜
最低契約期間
1ヶ月から
対象業務
インバウンドリードへの対応、アウトバウンド活動、ナーチャリングコール、リストの提供
特徴
16年間の営業代行実績を活かし、130万コール以上のデータを蓄積。独自法人データベースを構築し、商品・サービスの特性に合わせて有望な市場や業界を特定することが可能。
セイヤク
費用
セールスメンバー:55万円〜/月/1名
プロジェクトリーダー:65万円〜/月/1名
最低契約期間
1ヶ月から
対象業務
営業代行・営業アウトソーシング、テレアポ代行支援、営業研修・セールストレーニング、インサイドセールス代行支援、カスタマーサクセス代行支援
特徴
セイヤクは、26年間で2800社を超える取引実績を持つウィルオブ・ワークが運営。プロジェクトマネージャーを中心に営業力の高い人材で専門チームを構築し、企業の営業課題に対応。
Telもん
費用
初期費用:150,000円
月額固定費用:30,000円
・月額料金:
<時間>10時間~
・2ヶ月:35,000円~
・3ヶ月:32,500円~
・6ヶ月:30,000円~
※オプションプランあり
最低契約期間
1ヶ月から
対象業務
メール/DM送信、メール返信、コール/架電、追客/フォロー、商談担当者との日程調整、来店予定調整、顧客管理、受電対応、データ入力、定例MTG/月1、トークスクリプト作成、メルマガ配信対応
特徴
株式会社Gizumoが運営するインサイドセールス代行/営業アシスタントサービス。業界最低水準の価格で、既存リストへのアプローチ、営業アシスタント業務に特化。最低10時間、2ヶ月から利用可能。
インサイドセールス代行/営業アシスタントサービス費用の決定要因
インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスの費用は、さまざまな要因によって決まります。ここでは、契約形態、サービス内容、プロジェクト規模の3つの主要な決定要因について詳しく解説します。
契約形態
契約形態には、固定料金型、成果報酬型、時間単位型などがあります。それぞれの特徴が費用に直接影響します。
固定料金型
毎月または年間で一定の料金を支払う形式で、サービス内容に応じて費用が変動します。依頼内容が広範囲になるほど費用は高くなりますが、予算管理がしやすいのが特徴です。
成果報酬型
商談獲得や成約といった成果に応じて料金が発生します。成果が出ない場合は費用が発生しない一方で、成果が多いほど支払う金額が増える可能性があります。リスクを抑えたい企業に向いています。
時間単位型
実働時間に応じた料金設定で、短期間の利用や特定の業務に適しています。ただし、長期契約になると割高になる場合があります。
サービス内容
依頼する業務範囲や専門性によって、サービス費用は異なります。
一般的なバックオフィス業務(例:データ入力、日程調整)
単純作業が中心であるため、比較的低コストで利用可能です。
専門性の高い業務(例:リードナーチャリング、トークスクリプト作成)
高度なスキルや営業ノウハウが求められる業務では、専門性に応じて費用が高くなる傾向があります。
複数業務の統合的サポート
問い合わせ対応、アポイント設定、顧客管理など、幅広い業務を包括するサービスは、その分コストも増加します。
カスタマイズ度
提供されるサービスがどの程度カスタマイズされているかも、費用に影響します。
標準化されたサービス
定型化された業務内容で、低コストで提供される場合が多いです。特に複雑な調整を必要としない業務に向いています。
完全カスタマイズ型のサービス
クライアントの営業プロセスやターゲット市場に合わせて、サービス内容を個別に調整する場合は、費用が高くなる傾向があります。特定の業界や市場に特化した企業では、この形態が多いです。
難易度
依頼内容の難易度や対応する顧客層の性質も、費用に大きな影響を与えます。
低難易度の業務
ルーチンワークや簡単な問い合わせ対応などの業務は、費用が比較的低く抑えられます。
高難易度の業務
高い専門知識やスキルが求められる場合(例: 特定業界の顧客対応、技術的な商材の説明など)、費用が上昇します。特に、医療機器やIT商材のような専門性が高い分野では、この傾向が顕著です。
注意点と補足情報
インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスを導入する際には、事前に確認しておくべき注意点がいくつかあります。ここでは、隠れた費用、サービスの品質、契約内容の明確化に関するポイントを詳しく解説します。
隠れた費用
サービス利用には、基本料金以外に追加で発生する可能性のある隠れた費用に注意が必要です。以下のような費用が考えられます。
初期設定費用
サービス開始にあたり、業務フローの設計や必要なツールの設定にかかる費用。契約時に見落としがちなコストです。
ツール導入費用
CRMやマーケティングオートメーションツールなどを新たに導入する場合、ライセンス料や連携費用が発生することがあります。
オンボーディング期間の追加コスト
サービス提供会社が業務を完全に引き継ぐまでの間に発生する研修やトライアル運用の費用。実際に運用が安定するまでの期間を想定したコスト計画が必要です。
事前にこれらのコストを確認し、見積もりに含まれているかどうかをチェックすることで、不意の出費を防ぐことができます。
サービスの品質
導入するサービスの品質を見極めるためには、以下のような点を確認することが重要です。
過去の事例
同じ業界や規模の企業でどのような成果を上げたか、具体的な事例を確認しましょう。
顧客レビュー
他社の口コミや評価を調べることで、サービスの信頼性や実績を把握できます。
試験運用(テスト運用)
小規模なテスト運用を行い、実際の運用効果やサービス提供会社との連携状況を確認することをおすすめします。これにより、サービスの適合性や品質を事前に評価できます。
契約内容の明確化
契約時に内容を十分に明確化することは、サービスをスムーズに運用するための重要なステップです。特に以下の点に注意しましょう。
「成果」の定義
アポイント獲得やリード育成など、具体的にどのような成果を目指すのかを明確にしておく必要があります。
業務範囲の明確化
提供されるサービス内容や対応範囲を事前に文書で確認し、期待値のズレを防ぎます。
契約終了時のデータ返却や引き継ぎ
契約が終了した際に、顧客データや営業資料が返却されるか、また引き継ぎがスムーズに行われるかを確認しておくことが重要です。
インハウスリストへのテレアポ、営業事務は、インサイドセールス代行/営業アシスタントサービスのTelもん
インハウスリストへのアプローチと営業サポートに特化したインサイドセールス代行/営業アシスタントサービスであるTelもんは、日々の業務で時間を取られがちな実務=ノンコア業務に特化した支援を行っており、時間がかかる実務業務を実務ノウハウを持った人材に任せることで、ご自身は採用のコア業務に集中することができます。
いわゆるSDR(Sales Development Representative)と呼ばれる、商品やサービス等に関するお問合せや、 注文/お申込み、 資料請求などを行った見込み顧客に対するメール送付やテレアポなどのインサイドセールス実務部分をアウトソーシング。また顧客の管理や資料更新などの営業アシスタント業務もおまかせいただけます。
最低2ヶ月から、10時間単位で利用することができるため、必要な時に必要な分だけ採用実務リソースを低価格で確保いただけます。
まとめ
インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスは、営業活動を効率化し、企業の成果を向上させるための強力な支援手段です。契約形態やサービス内容、カスタマイズ度、プロジェクト規模、業務の難易度など、さまざまな要因によって費用が変動するため、事前にこれらのポイントを理解し、自社のニーズに合ったサービスを選択することが重要です。
これらのポイントをしっかりと押さえたうえで、最適なパートナーを選び、自社の営業課題に適した形で導入を進めてください。インサイドセールス代行や営業アシスタントサービスの適切な利用が、企業の営業力を次のステージへと押し上げる重要な鍵となるでしょう。